耐陰性の強い観葉植物”オススメ13選”上手に育てる方法
インテリアグリーンという言葉がすっかり定着してきましたが、観葉植物は癒しの効果だけでなく空気清浄効果など様々なメリットを我々に与えるとされ、ますます注目を浴びています。
これまでに屋内で育てやすく改良された観葉植物の種類は無数にあり、その特性もさまざまです。
そのため、日当たりだけに着目してみても、日光をよく好む品種、また反対に木陰ぐらいを好む品種、これらを耐陰性の強い品種としますが、このようなものがあります。
したがって植物の特性を知らずに、光の当たりにくい廊下や玄関などで管理していると、日光不足が原因で傷んでしまったなんてことも。
そして耐陰性があるといっても、やはり植物ですので、成長には光合成が必要です。
あまりにも暗いところで長期間管理しているとだんだんと弱ってきて最終的には枯れてしまいます。
初めての観葉植物に失敗しないために、耐陰性があると言われている植物と健康に育てるための方法を解説します。
耐陰性がある観葉植物でも日陰で元気に育つとは限らない

”耐陰性がある観葉植物”と聞くと、1日中日が当たらないような日陰でも育てることができるのかと思いがちですが、実際はそうではありません。植物が成長するためには光合成が必要であり、光合成には光が必要不可欠となります。
また植物の種類によっても、元気に育つために必要な光の量は異なるので注意が必要です。
例えば森を想像してみるとわかりやすいです。
足元に広がる背があまり高くない植物や反対に人間の身長よりもはるかに高く伸びる植物があります。
天に向かってぐんぐんと伸びるも植物は日光をよく好み、それらの麓で育っている背の低いものは木陰を好む性質があります。
このように植物は種類によって日光の必要な量が異なるのです。
したがって、耐陰性があると一口に言ってもその光の量は様々。
品種によって適切な量の光を当ててあげることがより、植物を元気に管理できるコツになります。
耐陰性に優れる観葉植物の上手な育て方

観葉植物を元気に育てるためにはまずそれぞれの特性を知ることです。
屋内でも日光が良く当たる窓際や、1日の内数時間だけ日の当たる半木陰、またほとんど光が当たらない日陰があります。
植物に合った場所で管理し、適当な日当たりが確保されることでより植物は健康に育ちます。
日陰で観葉植物を健康に育てるには以下の方法があります。
定期的に日光浴をさせる
玄関やキッチンなどの日陰で植物を育てる場合には、昼間の間、週に何度かのペースで明るい場所に移して光を当ててあげる必要があります。
日光が足りなくなると、葉の色が薄くなってきたり、葉に張りがなくなったり、新芽が出にくくなったりと様々な異変が生じます。
植物を永く元気に育てるためには定期的な日光浴が重要になります。
その場合、数時間だけでも明るい場所に移動させ、日光浴をさせてあげましょう。
植物用ライトを設置する
日光の当たる場所へ移専動するのが大変、もしくは面倒である場合には植物専用の育成ライトを設置する方法があります。
植物用のライトは植物の光合成に必要な光量と光の波長が調整されたものであり、植物の日照不足を補うことが可能です。
大きい植物や建物の構造上、植物を頻繁に移動させることが難しい方は、植物専用育成ライトの導入をオススメします。
耐陰性の強い観葉植物”シェフレラ”

シェフレラはカポックとも呼ばれ、手のひらのような丸みのある可愛らしい形の葉が特徴です。
成長が旺盛で次々と新芽を出し、また乾燥に強く、耐寒性もある丈夫な植物なので初心者の方にオススメです。
花言葉は「誠実・とても真面目・実直」で、開店祝いや開業など、プレゼントにも人気です。
シェフレラの中にはハートの形をしたトライアンギュラリスや葉が細長いアンガスティフォリアなども個性的で可愛いです。
また、シェフレラは幹が柔らかい特性があり、樹形をオシャレに仕立ててあるものがたくさん存在します。
幹が太く変わった樹形のものは存在感も一際、お店のシンボルにもピッタリです。
耐陰性の強い観葉植物”モンステラ”

モンステラは深みのあるグリーンに切れ込みの入る大きなハート型の葉っぱが特徴的です。
インテリアグリーンとしての見た目はもちろんのこと、耐寒性・耐陰性にすぐれることからも育てやすく非常に人気の植物です。
南国風のイメージにもピッタリであり、長く伸びる気根はエキゾチックな雰囲気があり魅力です。
モンステラには葉にたくさんの穴が空いたラニアータや斑入りが綺麗なタイコンステレーション、ぼこぼこした葉のジェイドシャトルコックなど、全く異なる見た目の品種があり、人気を博しております。
耐陰性の強い観葉植物”ドラセナ”

ドラセナは上にまっすぐのびる太い幹と、先の尖った入った葉をもつスタイリッシュでとてもかっこいい植物です。
ドラセナは一般的に寒さには弱いですが、乾燥と暑さには強いため比較的育てやすいとされます。
ドラセナの一種であるユッカは耐寒性に優れるため、温度が気になる方はユッカがオススメです。
ドラセナは「幸福の木」として有名で、結婚や新築など、お祝い事にプレゼントとして人気があります。
また風水では邪気払いの効果があるとされ、気の入り口になる玄関に置くとより効果が期待できるそうです。
そしてごく稀ですが、夜間に甘い香りの白い花を咲かせることがあるのも魅力のひとつです。
耐陰性の強い観葉植物”フィカス・ウンベラータ”

フィカス・ウンベラータは大きなハート型の葉っぱが特徴のゴムの木で、リビングに飾られることの多い植物です。
インテリアグリーンとして非常に人気が高い観葉植物で、サロンやショップでもよく利用されています
ゴムの木の中でも比較的耐陰性に優れるため、暗めのお部屋でも育てることができ、空間を明るくしてくれます。
ウンベラータは成長が旺盛なので、定期的に剪定を行ってあげることで美しい樹形を保つことができます。
耐陰性の強い観葉植物”オーガスタ”

オーガスタはバナナの葉に似た葉をもつことからトロピカルムードがありリゾート感を演出できる観葉植物です。
ストレリチアの一種で葉が大きくなるのが特徴です。
暑さ・寒さに強く丈夫なため、初心者の方でも育てやすい植物です。
また、オーガスタは純白の美しい花を咲かせることがあり、その花姿から「天国の白い鳥」という呼び名も。
また、オーガスタの持つ丸い葉は良好な人間関係を築き、日々の疲れを癒す効果があるとされています。
リゾートな空間で癒されたい方にオススメです。
耐陰性の強い観葉植物”アグラオネマ”

アグラオネマは品種によって葉の色や模様が全く異なり、その数なんと数百種類だとか。
鮮やかな色の葉をもつ品種もあり、グリーンのなかに色を加えたいという方にオススメです。
上記の写真はアグラオネマ・タイランドレッド。鮮やかなカラーリーフがとてもキレイです。
シルバー・クイーンという品種は深いグリーンにシルバーグリーンの斑が大きく入る美しい葉を持っています。
アグラオネマは耐陰性が強いことで有名で、日陰で育てるならアグラオネマが特にオススメです。
幸せを招く宝石と呼ばれるように、美しい葉は見ていて飽きません。
耐陰性の強い観葉植物”ガジュマル”

ガジュマルは太い気根が特徴的な植物で、観葉植物店で一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
ガジュマルは乾燥に強いので管理しやすいことから初心者向きの観葉植物として人気があります。
育てやすいだけでなく、極太の気根を出す、そのワイルドな見た目からもファンが多いゴムの木です。
成長が旺盛なので、日光に良く当たると次々と新芽を出し茂ってきます。
定期的な剪定を行い、風通しを良くすることで、苦手な加湿状態を回避し、健康な姿を維持できます。
耐陰性の強い観葉植物”カラテア”

カラテアは品種によっても葉の模様が非常に様々で個性的な観葉植物です。
さらに夜になると広がっている葉っぱを上に立て、きゅっと身を寄せる”休眠運動”を行う面白い植物でもあります。
カラテアは耐陰性に優れますが、乾燥には弱い植物です。
水切れを起こすとくるくると葉を巻いてくるので早めにたっぷりの水を与えてあげましょう。
個性的なカラテアですが、大きめの葉に白い葉脈がはっきりと走るオルビフォリアや矢羽根のようなもようの光沢のある葉がエキゾチックなマコヤナなどが人気です。
耐陰性の強い観葉植物”アイビー”

アイビーは変わった形の葉とツル状に伸びる葉の立体感が特徴的な植物です。
一般的に出回っているものは斑入りで白とグリーンの濃淡がとても美しく、オシャレな空間を演出させるのにピッタリです。
屋外でも育てることができ、地面や樹木に這って伸びていく姿は生命力の高さが感じられます。
暑さや寒さ、乾燥に強く、ガーデニングにもよく取り入れられますが、屋内でハンギングで飾るととても可愛らしくオシャレな空間を演出できます。
耐陰性の強い観葉植物”オリズルラン”

オリヅルランは黄緑色の葉に白色の斑が入る放射状に伸びるスラっとした葉が特徴的で匍匐茎を伸ばし、その先に花を咲かせ、後に”オリヅル”の形に似た子株をつけます。
成長が旺盛なので、ボリュームが出やすく、ハンギングで飾ると迫力が出ます。
またオリヅルランは、寒さに強いのでガーデニングにもよく取り入れられ、街中の花壇でもよく見かけることがあるかと思います。
乾燥や日陰にも強いため、放っておいても雨水でよく育つ植物です。
特別なお手入れを必要としないので初心者にもオススメです。
耐陰性の強い観葉植物”アロカシア”

アロカシアと言えばクワズイモやアマゾニカがポピュラーではないでしょうか。
大振りの葉に葉脈がしっかりと走るものなどその品種は60種を超えるそうです。
アロカシアは寒さには弱いですが、耐陰性の優れる植物です。やや日が当たりにくい場所でも元気に育ってくれます。
とはいっても日光をよく当ててあげると葉模様がくっきりと浮かんで、美しく観賞することができます。
ハダニが付きやすいのでこまめに葉水を行い、乾燥させないことが健康に育てるポイントです。
アロカシアにも斑入りのものやベルベットなど変わった品種があり、集めてみるのも面白いです。
耐陰性の強い観葉植物”ポトス”

ポトスという名前は一度でも耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
観葉植物の代表でもあるポトスは、一般的なものであれば大ぶりの雫のような形の葉と長く伸びたツルが特徴で、その葉模様や葉色は実に様々です。
斑の入り方が異なるだけでもイメージががらりと変わるのもポトスの魅力です。
斑入りの葉がくるくるとカールし、細長くなったテルノ・ラブソングなどの変わり種も登場し、ファンの間では非常ににぎわっております。
ポトスは寒さに弱いですが、耐陰性に優れ、成長も旺盛であることからボリュームが出やすいため、目隠しなどにも使用されるインテリアグリーンです。
耐陰性の強い観葉植物”アジアンタム”

アジアンタムは小さな丸い葉がたくさん茂って可愛らしく、また清涼感漂う観葉植物です。
アジアンタムは耐陰性があり、シダ植物なので多湿な環境にも強く、光の入りにくいトイレやキッチンでも育てることができます。
アジアンタムの他、アスプレニウムというシダ科の植物も耐陰性があり、ある程度の耐寒性があります。
寒さ、特に乾燥には弱いので少し管理が難しいと思われがちですが、適切な温度と湿度を維持してあげれば綺麗に育ちます。
またアジアンタムの葉は非常に薄いため、葉焼けにも注意する必要があります。
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観葉植物は屋内で育てられるように改良されてきましたが、その中でも耐陰性にすぐれるものとそうでないものが存在します。
耐陰性に優れる品種であれば、廊下や玄関などの比較的日の当たりにくいような場所で管理しても日が足りずに枯らしてしまうなんてことは起こらなくなります。
またどうしても日当たりが悪い場所で管理したい場合には定期的に日に当ててあげる、もしくは専用のライトを用いるなどで対策が可能です。
耐陰性の優れる観葉植物を選ぶことで置き場所を選ばず、上手に育てることができます。
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